立ち呑み文化

dttume

2006年11月30日 20:59

昨日発売されたハナコ ウエストではいろいろな国の料理のお店を特集していましたが、その中でバル(イタリア風にはバール)のカテゴリもありました。

京都では前にも紹介したEL FOGONが載っていました。(っていうかハナコウエストの取材のとき僕は客としてカウンタにいましたが・・・・密かに写っている淡い期待もありましたが・・・写ってませんでした・・笑)

さて、そのバルですが・・・・前にも紹介した友達のお店oggiも実は最近ハナコウエストや関西ウォーカーの取材を受けて、来月号くらいに掲載されるそうですが・・・・


京都ではなかなかバルの認知が定着していないような気がします。
確かに知っている人には知られています・・・EL FOGON(エルフォゴン)やPoquito(ポキート)は人気があるのですが、お客さんを見ているとカウンタに椅子というスタイルになっているのです。

東京や大阪では活気があるのですが・・・
しかし仙台へ行ったときは・・・イタリアンバールと称するお店が1軒あっただけでした。
やはり、まだまだ地方には認知されていないのかな・・・なんて思ってしまいます。
(東京なんか予約しないとは入れないお店もいっぱいあるんだけど・・・)

イタリアやスペインに行ったこともないので偉そうにいえない立場ですが・・・・
ある店で教えてもらった話では・・・・バルでは会話を楽しむことから始まるそうなのです。
そこに立ち呑みの文化が生まれたのかなと思いました。

日本では?
確かに立ち呑みはあります。赤提灯のイメージですけど・・・ありますよね。
でも、バルも同じだと思うのです。

扱う酒や料理が日本酒や焼酎がワインに。おでんや串かつがピンチョス(おつまみ)やタパス(小皿料理)に変わるだけなのですが、それだけでもイメージ的に構えてしまうような気がします。
・・・・ようはバーなんですけどね。

銀座のバールで初めてスタンディングをした時のことですが、僕のとなりに初老の紳士風の方が
こられました。夕方6時ころですが、おそらくシェリーにアンティパストを1品だけ注文して、
1杯だけ飲んで食べてお店を出られました。

そのときの僕は・・・かっこええなぁ~って思いながら・・・・・ガツガツと食ってました。
おかげで足は疲れました。スタンディングの楽しみ方を知らなかっただけなのですが、
かっこだけでもしたいと思い、試みたわけです。(そのときはボックスで座っておけばよかったって
ちょっぴり後悔・・)

さて、そのoggiなんですが、たまに行くのですが、あまりスタンディングで飲食される人はいないです。まぁ僕は友達なのでスタンディングで店長とおしゃべりしてます・・・

東京からこられたお客さんや雑誌の取材の方々からは意外と評価されているのですが・・・
まだオープンして間がないからか・・・その評価とは裏腹に・・・
でも、2階のcafeはなかなかの盛況のようなのです。(プリンがうまいですから・・・笑)

僕がお店へ行くたびに思うのは・・・・はやる店とそうでない店の違い・・・・
リピーターの確保はお店のすべてのサービスしだいですが、
新規のお客さんの心をつかむのは?・・・・広告なのでしょうか?雑誌に取り上げられたから?

京都でもっとバルが文化として定着してほしいなぁ~なんて勝手なことを思っています。

そんな文化が一番巻き起こりやすいのは・・・・・ドラマでそんなシチュエーションがシーンにあれば・・・
気分は俳優気分ですよね(笑)

まぁこれが文化なのか流行なのか・・・

                                        今日のオチは?

関連記事